こんにちは、筋トレおかんです。
先日たまたま点けていた読売テレビの『大阪ほんわかテレビ』という番組で、
透明卵(スケルトン卵) の作り方をやっていたので、
早速子供たちと一緒に実験してみました。
固い卵の殻が無くなって、黄身が透けているのが分かりますか??
感触は水風船に似ていて、元の卵より1回りほど大きくなっています。
作り方
材料は卵と酢の2つだけ!
容器に卵が全て浸るくらいの酢を注ぎ放置します。
注いですぐに酢とが反応して泡が発生しだします。
そのまま数日置くと、卵の殻が指でなぞるだけでもろもろと崩れます。
(番組では2日間置いて成功していましたが、我が家は2日間では失敗し、2度目のチャレンジで成功しました。詳細は後述します。)
なぜ透明になるのか?化学反応式
卵の殻の成分のほとんどは炭酸カルシウムで、
お酢の酢酸と反応して、
酢酸カルシウム・二酸化炭素・水が発生し水に溶けだします。
CaCO3+2CH3COOH→Ca(CHCOO)2+CO2+H2O
(炭酸カルシウム+酢酸→酢酸カルシウム+二酸化炭素+水)
※3や2などの数字は本当は小さく書く
殻が無くなっても卵の形のままなのは、
卵の薄皮(卵殻膜)が残っていて、
卵殻膜はタンパク質でできているので酢で少しずつ固まって強度が強くなっているからだそうです。
失敗しないコツ
1度目は失敗してしまったと前述しましたが、
(まさか失敗するとは思っていなくて写真は取り損ねました)
その時は賞味期限が切れていたお酢が残っていたのを使い、
一度入れたお酢はそのままにして丸2日経った時点で殻をなぞって取ろうとしました。
今思うと、まだ殻が薄皮に張り付いているような感覚があったのですが、
加減が分からず殻をなぞり続けていたら薄皮が破れてただの生卵になってしまいました…
失敗の理由は恐らく反応の途中で酢が足りなくなってしまったのだろうと考え、
2度目は(ちょうど酢を使い切ったのもあって)新しく酢を購入し、
一日ごとに酢を入れ替えることにしました。
2日経った時点で、失敗した時とは触った感じが全く違ったのですが、
念のため3日間置いておきました。
その結果最初に貼った写真のように今度は無事に成功できました!
たっぷりの酢が成功のコツです!
小学生だけじゃなく、
化学反応式を習い始めた中学生にも
反応式と実体験が結びつく良いきっかけになる実験だと思いました。
是非やってみてください!
(実験に使った卵ももちろん食べられます。)
インスタもやっています!
きまさん(@misosoupgohan) • Instagram写真と動画
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