続・筋トレおかんのもぐもぐ日記

新商品大好き!いっぱい食べてもカッコイイ体を目指したい主婦の雑記帳。

【レビュー】十二国記『白銀の墟 玄の月(四)』を読みました。

 

こんにちは、筋トレおかんです。

昨年末から今更ながら小野不由美さんの十二国記シリーズを読みはじめまして、

www.kintoreokan.xyz

新型コロナによる図書館休館でだいぶん間が空いてしまいましたが、

先日ようやく『白銀の墟 玄の月(一)』から再開しました。

今回はいよいよ最終巻です!!!!f:id:kintoreokan:20200609230335j:plain

以下多少ネタバレ含むかもしれません。

 

驍宗様も自力で某所から出てきたし、

仲間も協力者も徐々に増えていって、

これはいけるんじゃない?いける!いける!!とハッピーエンドに向かっていると思っていたのに、

まさか!まさかの!!展開でズドーンと撃ち落されました…

そうだった、十二国記はそんなに都合良くうまくいくような話じゃなかった…

期待していた分、すごく絶望的な展開に、

辛くて泣けて何度も読むのを休憩しました…

 

個人的に戦の中で亡くなっていくのはまだ諦めがつくのだけれど、

生きてるのに廃人なのが辛すぎました。

あそこが私の絶望マックスです。

読んで一晩明けてもちょっと引きずりました。

 

十二国記、どのお話もなかなか辛い展開が多かったのですが、

戴国、泰麒(含む高里君)の話はそれにしてもハードすぎやしませんか。

 

この辺りで、残りのページ数もどんどん減っていくし、

これは本当にあかんパターンなのか…?と思っていたら、

最後はうん、希望の持てる終わり方でしたね。

でも乍書でさらっと流されてるところも私は読みたいです。笑

あえて想像の余地を残してるのは分かるんですが、

もやもやも残るのでスッキリしたいー!!!!

いずれ出る予定と聞いた短編集でその辺りや別視点も明かされるのを期待したいと思います。

 

それにしても阿選さんも琅燦さんも傍迷惑!

登場人物に完全な悪人も完全な善人もいないんですが、

己と向き合うにしても、好奇心や探求心を満たすにしても、

民を巻き込まずに自己の中で完結してほしいものです…

 

この半年間で既刊を図書館で借りて読んでいたのですが、

手元にそれまでの話が無いと

この人前出てきたような気がするけど誰だっけ?となるので、

次からは書店でリアタイしていこうと思います!

 

一回目は物語を追うのに必死で細かいところまでは読み込めていないし、

鳥頭で登場人物の名前も地名もすぐに忘れてしまうので、

また追々再読の旅にも出たいです。

 

一日一冊くらいのペースで読んだので、なかなか心が疲れましたが、

楽しい読書時間をありがとうございました!

 

 

 

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